こんにちは。
今日は、「『実行力』はどのように身につけられるのか」というテーマで話をまとめたいと思います。
私自身、「やる」と決めたのに、できなかった経験が山のようにあります。
実行力を高めるには
「逃げられない環境」
を作ることが大切です。
逃げられない環境を作る2つの方法
想定外も予定しておく。
どれだけ意志が強くても、
人は、何か想定外のことが起こると、やらない理由を考えてしまいます。
そうならないためには、想定外も予定の中に入れておけば良いわけです。
「もし〜ならば」という、条件を、最初から複数用意しておくことで、想定外の時に、やらない理由を考える必要がなくなります。
例えば、テストの採点を計画する場合
「今日のテストが終わったら、今日中に全員分の採点をしよう。」と予定したとします。
しかし、テスト当日は3人の欠席がありました。
あなたは、どうしようか迷ってしまいます。
- 3人分は後回しにして、ひとまず採点する。
- 一気に採点する方が効率が良いので、全員のテストが集まってから採点する。
- その他
こうやって、迷いが生じると、人は楽な方を選んでしまいます。私なら、②を選択するでしょう。
そして、全員分のテストが集まったとしても、採点は後回しになってしまうことが多いです。
こういった迷いをなくすためには、採点を計画した段階で、想定外も予定しておけばよいのです。
- テストをしたら、その日のうちに採点する。
- もし欠席者がいたら、欠席者のだけ分は後回しにする。
- もし欠席者がテストを受けたら、そのテストは、その日のうちに採点する。
- もし欠席が続いて、テストを受けていない生徒がいたとしても、1週間以内にテストを返却する。
このように、想定外をあらかじめ予定しておいて、それに当てはめて行動することで、逃げることなく、確実に実行することができます。
教員が相手にしている「生徒」は、予定通りに進まないことがほとんどです。
常に、想定外を用意しておけると良いですね。
目標を宣言する。
人は、「自分がどう見られているか」をとても気にします。
「自分がどう見られているか」を気にすることは、ネガティブなイメージがあります。
しかし、それを逆手にとって、実行力に結びつけることが、この「宣言」の効果です。
そして、宣言する相手は、2パターンあります。
- 周りの人・・・他人に宣言した以上、やるしかない。
- 自分・・・・・「目指す姿」と「現実の姿」に差があるのは嫌だ。
このように、2パターンの「宣言」を行うことで、実行せざる追えない環境を作り上げていくのです。
計画を、生徒に宣言しよう。
では、実際に私たち教員は、どんな場面で活用できるでしょうか。
私の答えは、「生徒に宣言する」です。
その理由は以下の通りです。
- 一番身近にいて、話を聞いてくれる。
- 約束を守らないと、信頼失墜に直結する。
- 有言実行すると、信頼してくれる。
このように、教員は「生徒」に宣言することで、「逃げられない」環境を作ることができるのです。
生徒に伝えてはいけない情報には気をつけましょう。
まとめ
今日は、実行力を高める方法として、2つの方法を紹介しました。
- 想定外を予定しておく。
- 目標を宣言する。
これらの方法を活用することで、「逃げられない環境を」自ら作ることができます。
それと同時に、必要以上の仕事を増やすこともなくなります。
迷う時間を減らし、実行力を高めることで、必要な仕事のみを、素早く仕事を終わらせましょう。
そして、少しでも残業時間を減らし、早く帰宅しましょう。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この方法が、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。